初めての農園

翌日(2月2日)は日曜日でしたが、松岡会長、奥様で代表のゼナラ社長がホテルまで出迎えてくれ、農場へ連れて行ってくれました。火山の噴火(1月12日)から3週間でしたので、至る所が火山灰だらけになっているのではと心配しておりましたが、まだ火山灰が残っている樹木が時々見られる程度で、火山灰が少ないことに一安心したことを覚えています。農場はマニラ市内から車で約2時間のマキリン山の麓にあり、高速道路を経由して移動しましたが、高速道路を降りて一般道に入ると、両脇は小さな商店が軒を並べ、信号機はほとんど無く、行きかう人々が縦横無尽に道路を横断して、『危ない!』と声を出してしまうこともしばしばありましたが、現地の人はみんな慣れており、事故もなくすり抜けていってしまいました。このような光景を目の当たりにして、フィリピンはこれから急成長していく活気を感じると同時に、少しでもこの国に貢献できたらとの思いが強くなりました。

小さな街を抜け、マキリン山の山道に車が入っていくと、バナナが沢山生えていたので、野生のバナナなのかと質問したところ、所有者が居るらしく、バナナ農園だとのこと、直ぐにでも取れそうなので、盗難の心配は無いのか聞いてみると、何と『多少盗まれても気にしておらず、バナナで飢えを凌いでいる人も居るようだ。』と教えてくれました。また、山中で所々湯気が出ている所があり、質問すると、地熱発電が多数あり、その湯気だとのこと。流石に火山立国のフィリピンだと感心しました。そうこうしているうちに農園に到着、そこは大自然に囲まれた本当に静かで、動物の鳴き声が聞こえてくる広大な農場でした。先ずは、簡単に農場を案内くれ、栽培のみならず、研究熱心な松岡氏が色々なことをされているのを見せてくれ、ワクワクすると共に、生産へのこだわりを強く感じるのでした。

農園入口

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次回ブログに続く